フランス料理とは

 フランス料理と言えば、高級料理というイメージが非常に強いと思います。加えて長い歴史もあると思っている方も多いと思いますが実はそうでもありません。
これから高級料理の代名詞とも言えるフランス料理と、郷土料理のフランス料理についてご紹介していきたいと思います。

 まずはフランス料理の特徴についてお話ししたいと思います。フランス料理は実は16世紀にイタリアからもたらされた、当初は宮廷料理だった献立です。
イタリアから献立がもたらされる以前は、料理を焼いて大皿に乗せ、手づかみで食べるという今のフランス料理からは想像できないものでした。

 このように粗野な食文化でしたが、イタリアからもたらされた献立によって現在のフランス料理の原型ができてからは大きな発展を遂げました。
19世紀に入るまでは現在のように1皿づつ提供する方式ではなく、16世紀以前のように多くの料理を同時に食卓に並べていましたが、料理人の考えにより1皿づつ運ぶ方式になりました。これはフランス料理が広まったロシアでは料理が冷めないように1皿づつ提供していたものを逆輸入したものです。コース料理がロシアの影響によって生まれたのは意外ですね。
このような厳格な作法に則って食べるフランス料理はオートキュイジーヌと呼ばれていて、狭義でのフランス料理となっています。広義にはこのような料理だけではなく郷土料理や伝統料理などの様々な料理が含まれています。

 次回はオートキュイジーヌなど高級料理で見られるコース料理でどのような料理が出てくるのかをご紹介したいと思います。

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