プールで始まった恋について

古い話になります。
世の中に未だ携帯もスマホもタブレットも無かった時代、もちろんインターネットの登場すら誰もが想像だにしていなかった時代、私は一人のアメリカ人女性と出会いました。

東京の大学を卒業し、外資系企業に勤めたばかりの私は、会社から支給される福利厚生用のクーポンチケットを利用して、新宿副都心にあるトレーニングジムへ週に二回は通っていました。当時の最新式マシーンや本格的な50メートル室内プールを備えたジムは、東京の若者にとっても垂涎の的といえる施設でした。

その日も仕事を終え、ジムのプールで泳いでいると、私の泳いでいるコースに一人の若い女性が入ってきました。最初は気にも留めてなかったのですが、私が何往復しても一向に泳ぎ出そうとしないのです。「あれぇ?」と思いながらも、さらに泳ぎ続けていましたが・・プールの端にへばり付いたまま全然泳がないのです。

仕方なく、泳ぎを止めて立ち上がり、ゴーグルを取って、話し掛けてみました。
「どうぞ、遠慮しないで泳いで下さい」
「アリガトウゴザイマス」
少しイントネーションの違う発音に驚きながらも、会話を続けました。
「どうぞ」
「ダメ、ダメ。ワタシオヨゲマセン・・」
彼女がいつまでも泳ぎ出さない理由が分かった私は、こう切り出しました。
「じゃ、私が教えますよ!」

その日以来、貿易会社に勤める清楚なアメリカ人女性に水泳を教えることになったのです。最初は約束をすることもなくジムでの再会の度に、その後そうしたことが二、三度続いてからは、お互いの連絡先を交換し、ジムでの逢瀬を重ねていきました。

それから、若い二人の関係が恋愛に発展するには、さほど時間は掛かりませんでした。

今となって、私の人生の良き思い出です。



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この記事を書いた人

ライター1

拝地 祐太郎

東京在住のシステムエンジニア。1983年生まれ。175cmでやや筋肉質。
PC、iPhone、データベース大好きなパソコンオタク。お笑いや猫が大好き。ブログを書くのは息するのと同じ。

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